中国の一部でしか取れない田七人参の現状
昨今の中国では、経済発展に伴って商業主義がはびこり、田七人参の外観を良くする為にロウや黒墨や鉛を塗るなどの悪弊が蔓延しています。これは、田七人参の価値というものは大きければ大きいほど、重ければ重いほど高く取引が出来るためです。
また田七人参は、栽培から収穫まで最低でも3年はかかるので、管理が非常に大変です。病気に弱い上に、早く大きくするために農薬や科学肥料を使うのは日常茶飯事です。
中国は農薬の使用基準が甘く、猛毒のDDTなどがいまだに大量に使用されています。化学肥料の使用も激しく、農地はほとんど「薬漬け、栄養過多の成人病体質」に陥っています。残念なことに田七人参も例外ではありません。
田七人参の認証取得の動き
日本でも田七人参の需要が高まるに連れて、中国で栽培している田七人参の品質の問題が浮上してきました。
今では、農薬を一切使わずに栽培が出来るようになり、無理に大きくする化学肥料も使わない田七人参が数多く商品化されるようになりました。
ただ、本当に無農薬・有機栽培を行っているのかは私たちは確認のしようがありません。そこで、信頼のある認証を取ることによって証明するようになってきたのです。
有機JAS認証
JAS法改正に伴い、2001年4月より、日本国内で流通する農産物及び有機農産物加工食品のうち、「有機」の表示をすることができるのは、有機JAS認証を受けたもののみとなりました。認定は、農林水産省が審査の上で登録をした「登録認定機関」が行います。有機JAS認証は、生産行程管理者(農家/農業団体)·製造業者·小分け業者·輸入業者を対象としています。認定は、農林水産省が審査の上で登録をした「登録認定機関」が行い、認定をうけた業者は、その品物に有機JASマークをつけて販売します。
【 有機栽培 】
1.農薬を使わない
2.化学肥料は使わない
3.肥料を使用する場合は有機肥料のみを使用する
【 有機認証 】
1.圃場は最低3年以上農薬を使っていない
2.有機肥料であっても化学薬品や重金属が含まれないものを使用する
3.栽培によって環境を破壊しない
4.労働条件を厳守している
5.環境・衛生管理の整備
6.上記に関する管理プログラムの制定とその実施
7.上記に付帯する全ての事項に対する第三認証機関による検査と認証及び年次更新
国際有機認証(ifoam)
FOAM(アイフォーム)とは、国際有機農業運動連盟の略称で、1972年にパリ近郊で設立されました。 それ以来、世界中で有機農業の普及に努めてきた草の根の会員組織です。 現在世界111カ国以上の約770団体がIFOAMに加盟しています。構成メンバーは各国の小規模農家や有機農業団体、 有機認証団体、コンサルタント、研究者、消費者、国際企業などです。 IFOAMの目標は、有機農業の原理に基づいた生態学的に、社会的に、そして経済的に健全なシステムの世界的な導入です。IFOAMは、国連の社会経済理事会の認定NGOです。有機農業を通じたアフリカ・アジア・ラテンアメリカ等の開発支援を国連食糧農業機構や国連開発貿易会議など国際機関との協力において行っています。IFOAMは、国際標準化機構基準※から公式の基準設定機関として認定されています。
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